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学習指導

(1)確かな指導体制

2023年度をもち、コース制導入から9年。徹底した学習指導により国公立大学現役合格者数が増加。
学習指導や進路指導の研究の結果、東京大学合格をはじめ過去の結果を上回る進路実績を果たしました。

◇難関私立大学 早稲田大学 3名、慶應義塾大学 4名、上智大学 4名
東京理科大学 12名等

 

◇併設大学  東京農業大学 68名、東京情報大学 6名

 

国公立大現役合格者の推移_2023

 

詳細については、下記のリンクよりお進みください。
東京農業大学第二高等学校 「国公立・私立合格実績」
https://www.nodai-2-h.ed.jp/introduction/course/passed/

(2)学習指導の基本的な考え方

  • 学ぶことが楽しいと感じさせる授業づくり
  • やる気のある生徒を伸ばせる環境づくり
  • ③ 変化する大学入試に対応した6年間を通した段階的指導
  • ④ 遅れを発見したら“週単位”でフォローアップする体制
  • ⑤ 適度な学習負荷となるよう、担任・教科担当・進路指導部などが指導の方向性を共有する

 

(3)主要5教科の重点項目

 

◆〖国語〗 国語の授業では、多くの文章に触れることで様々な語彙や修辞法を身につけ、言語運用能力を高めます。また、論理の構造や物語の展開に着目することで、読解力や表現力を向上させます。

主なテーマ 内容
◇基礎学力の定着

教科書の予習・復習以外にも、語彙の学習や読書、初見の文章の読解などの具体的な学習課題を提示します。他者の意見や文章を正確に理解し、論理的に解釈できるようにします。

早期から生徒に国語の学習を習慣化させ、基礎学力の定着を図ります。基本的な知識や正確な受信(INPUT)の能力をもとに、発信(OUTPUT)の能力や表現力を育成します。また、伝統的な言語文化に親しみ、古典作品を味わうことができるようにします。

◇発信力の強化

他者と協働し自己発信をする機会(総合学習での各種研究発表・エッセイライティング等)を重視します。授業ではそれらに対応する基本的な姿勢や能力を培うため、自己の意見を発信したり、他者の意見を論理的に分析・評価したりする機会を積極的に設けます。


 

◆〖数学〗 中学課程と高校課程に垣根を作らず体系的に授業を進め、基礎から応用までじっくりと学習する。

◇体系的な学習 十分な授業時間と補習により、負担なく先取り学習を進めます。一人ひとりの 目標に合わせて日々の学習を計画し、教員が時間をかけてサポートします。アプリを活用した授業や、アクティブラーニング型の学習を行い、さまざまな角度から生徒の興味・関心を育てる授業を展開します。

◇体系的な学習によるメリット
通常の6年間
中1
中2
中3
高1
高2
高3
農二の6年間
中1/体系1
  • 6年間で学ぶ範囲を高校2年生までに修了し、高校3年生には受験対策に専念。
  • 一斉授業と体験型学習を織り交ぜ、数学を単なる知識としてではなく、思考方法として身につける。
  • 定期試験や模試では目標点を設定し、そこから逆算した課題で日々の学習を進める。全員の目標が達成できるよう、教員が時間をかけてサポート。
中2/体系3
中3/体系3
高1/体系4
高2/体系5
高3/受験対策

 

◆〖英語〗 豊富なコミュニケーション活動を重視した指導で、グローバル社会に対応する英語力を身につける。

◇外国人教員の積極的学習支援 外国人教員と日本人教諭の連携により、コミュニケーションのための英語だけにとどまらない、論理的な読解力、高い文法力を備えた生徒を育てる。

学年 学習内容
中1・中2
  • 基礎的な語彙力、文法力の習得
    徹底的な反復学習と演習により着実に語彙、中学英文法を身につける。
  • 4技能のスキルアップ
    4技能統合型の豊富なインプット、アウトプット活動により、4技能の基礎を構築する。
  • コミュニケーション能力の向上
    外国人教員とのコミュニケーション活動を通して、積極的なコミュニケーションへの姿勢を養う。
目標

英検3級 中2の終わりまで英検3級取得率100%

学年 学習内容
中3・高1
  • 発展的な語彙力、文法力への習得
    よりアカデミックな語彙力をつけ、高校英文法を習得する。
  • 4技能のスキルアップ+思考力・判断力・表現力の向上
    ディスカッション、ディベートを通して、4技能のスキルアップはもちろん、論理的、批判的思考力を養う。
  • 読解力・速読力の向上
    多読活動を通して読解力、速読力を向上させる。
目標

英検準2級 中3の終わりまで取得率100%

英検2級 高1の終わりまで取得率100%

学年 学習内容
高2・高3
  • 活用できる語彙力・文法力の習得
    習得した語彙力、文法力を活用し、自分の言いたいことを表現する、または相手の言いたいことを理解する。
  • さらなる4技能のスキルアップ+思考力・判断力・表現力の構築
    さまざまな題材を読み、聞き、情報や考えなどを的確に理解したり的確に伝えたりする。
  • さらなる読解力・速読力の向上
    多読活動を通してより速く正確に理解できる読解力、速読力を向上させる。
  • 受験対策
    国内外の難関大学受験のための豊富な演習量を確保する。
目標

英検準1級 高2の終わりまで取得率100%


 

◆〖理科〗 身近な自然現象の「なぜ」に対し興味をもち、自分で仮説を立て、検証していく力を養う。

観察・実験の検証結果を多角的に考察する力・発表する力を育成し、事実や根拠に基づいて 物事を体系的・論理的に捉える力を身につける。

学年 学習内容
中1
  • 身のまわりの自然現象に興味を持ち、「なぜ」を探求する。
  • 「なぜ」に対し、様々な角度から考え、検証する方法や技能を学ぶ。
  • 探求したことをまとめ、議論・発表する。
  • フィールドワークや観察を通した自然との触れ合い
  • 「仮説→検証→考察→まとめ・発表」を重視した実験
中2
  • 身につけた知識を日常生活や社会に結びつけて考える。
  • 最新の科学技術研究に触れ、現代社会の課題に気づき、解決に向けた取り組みを考える。
  • 物理・化学・生物・地学の繋がりを理解する。
  • 企業や研究機関、東京農業大学との連携
  • 科学雑誌や新聞等の記事に関するレポート作成
中3
  • 自分の興味のある分野について研究し、発表する。
  • 高校の先取り学習を行い、知識を深化させる。
  • 外部の研究発表会に積極的に参加し、様々な考え方にふれるとともに、研究する力やプレゼンテーション能力を身につける。
  • 興味のある分野の研究
高1
  • 「生物基礎」「化学基礎」を履修し、発展的な内容も扱う。
  • 大学や研究機関を訪問し、先進的な研究内容に触れる。(希望者)
高2
  • 「化学」と並行して「物理」または「生物」を履修し、大学入試に必要な知識と定番のアウトプットのサイクルを確立する。(理系選択者)
  • 興味のある分野の研究を掘り下げ、論文にまとめる。(希望者)

高3
  • 身につけた知識を体系的にまとめ、論述する力を培う。
  • 演習を通じて、大学入試に必要な学力を確かなものにする。
  • 併設校や校外の研究発表会への積極的な参加
  • 各種オリンピック等への出場


 

◆〖社会〗 社会課題の解決に向けて、選択・判断する力、思考・判断したことを説明・議論する力を養う。

  • ◇日本の国土と歴史、現代の政治、経済、国際関係などの理解を深める。
  • ◇諸資料や調査活動を通じ、情報を効果的に調べ、まとめる力をつける。

 

学年 科目 学習内容
中1 地理・歴史
  • グフィールドワーク、グループワークの推進
  • 貿易ゲームの実施
中2・
中3
歴史・公民
  • グループワーク・ディベートの推進
  • 模擬講和会議、模擬選挙、模擬裁判の実施
高1 歴史総合・
地理総合
  • 中等部3年間の基礎知識をもとに探求を深める。
  • テーマ型発表
高2 世界史・日本史
地理・公共
  • 大学入試を見据えた基礎力の完成
  • 大学受験に向けた対策の早期スタート
高3 世界史・日本史
地理・政治経済
  • フ大学入試に向けた本格的な対策・演習
  • 難関国公立・私立大学の論述問題への対応
(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.