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2学年 浅間方面研修を実施

4月22日(水)、2年生は校外研修として、浅間山北麓ビジターセンター、鎌原観音堂、八ッ場ダムを訪れました。本研修は、中学1年3学期の理科で学習した「植物」と「火山」の内容を土台に、日本を代表する活火山である浅間山の自然環境を実地で学ぶとともに、災害と防災について理解を深めることを目的として実施されました。

午前中は浅間山北麓ビジターセンターを訪れ、浅間山の噴火の歴史や火山活動が周囲の自然環境に与えてきた影響などについて、ガイドの方の案内のもと自然遊歩道を散策し、溶岩地帯に広がる植生を実際に観察しました。厳しい火山環境の中でも根付く植物の特徴や、生態系の成り立ちについて説明を受け、生徒たちは授業で学んだ内容と目の前の自然を結び付けながら熱心にメモを取る姿が見られました。
昼食後は、天明3年(1783年)の浅間山大噴火により甚大な被害を受けた鎌原観音堂を見学しました。多くの命が奪われた中で、観音堂の石段が人々の避難場所となったこと、過去の出来事から教訓を学ぶことの大切さを実感しました。
最後に八ッ場ダムを訪れでは、ダムの役割や構造についてガイドの方から説明を受けながら見学を行いました。洪水被害を防ぐ治水の役割だけでなく、水資源の確保や発電といった多面的な機能について学びました。また、フーチング階段を使って堤体の下まで降り、間近で巨大なダムを見上げることで、その迫力とスケールを実感しました。自然の脅威に対して、人間がどのように向き合い、技術を用いて共存を図ってきたのかを考える貴重な学習となりました。
今回の浅間研修を通して、生徒たちは教室で学んだ知識を実体験と結び付けるとともに、自然の恵みと脅威、防災の重要性について多角的に考えることができました。この経験を、今後の理科や社会の学習、そして日常生活における防災意識の向上へとつなげていってほしいと思います。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.